成人病と食生活について

糖尿病や高血圧症などの成人病と食生活は密接な関係があります。好きな物を食べたいという気持ちは分かりますが、ひとたび糖尿病にでもなれば、厳しい食事制限が待っています。そうならないために、成人病と食生活の繋がりを見ていきましょう。

成人病になりやすい年齢と指導内容について

成人病は40歳~60歳の働き盛りの人達に発生しやすかった動脈硬化症、心疾患、糖尿病、高血圧症などの病気を指しています。特に高血圧や動脈硬化等、生活習慣が影響しているため成人病だけでなく、生活習慣病とも表現する事があります。しかし最近では30歳代の若い年齢の人にもその症状が多く見られるようになったので、健康診断などの結果を受け、生活の見直しという指導が入ることもあります。
高血圧は塩分の摂り過ぎで起こる代表的な症状ですが、塩分の摂り過ぎだけでなく喫煙による影響も考えられます。煙草に含まれるニコチンは血管を固くすることが分かっています。硬くなり収縮することが難しくなった血管は老朽化し、血流を悪くします。その結果、高血圧になったり動脈硬化症を引き起こす可能性があります。つまり高血圧だから塩分を減らしましょう、だけでなく、喫煙しているなら禁煙しましょう、といった指導が入る可能性もあります。また糖尿病の可能性があるなら糖分を控えるために飲食物をチェックする必要もあります。無糖でない限り、ジュース類には多くの砂糖が含まれています。最近ではお菓子の食べ過ぎにより、子どもの糖尿病も増えている、という話しもあるくらいなので、まだ若い年齢だから大丈夫、といった考えは止めた方が良いでしょう。
日本人の食生活は欧米化に傾き、それが全てではないですが若い年齢にも成人病を患っている人が増えてきました。食生活の見直しや運動を取り入れるなどの指導を受け、それを守ることで回避したり治療できる病気も多くあります。健康な身体を手に入れることが出来れば、定年退職後の第2の人生と呼ばれる時代になっても、余計な治療費をかけずに元気に過ごすことも可能です。今の健康は先の健康だと思い、指導を受けたらそれを守る様に心がけましょう。